ブックタイトル塾新聞 2014年第３号

概要

塾新聞 2014年第３号

5 塾新聞2014年（平成26年）５月１日　第３号www.jmedia.ne.jpTEL.03-3319-5290FAX.03-3319-5314 日本メディア教育株式会社■ 必要な全動画映像も提供■ 他塾の優秀な生徒も自塾の会員に■ 週一通塾の遠距離生コースも可能都道府県ごとに一塾、4/7より募集開始（今年は限定20塾のみ）詳細は4/1更新のHomePageをご参照中学受験指導で　　　「反転学習」「ここ一、二年は変わらない状況。集団でしっかり利益は得ているが、この分を高校部と個別に投資して成果が得られたらいい。まずは足下をしっかりと見つめて、生徒の成績向上と合格実績を高めるサイクル作りに集中「中三生は受験期が一番学力が伸びる。塾において人と人とがつながる環境作りをして、生徒にも「うちの塾の周辺での話だが、東日本大震災の際、学校では長くて三ヶ月、塾も一ヶ月は授業がストップしたため、今年の受験生の学力がかなり落ちており、中学受験の入試結果がうちも含めて低迷している。特に海側に住んでいた生徒の学力低下が顕著だ。小中高一貫指導を目指して校舎展開と指導体制を整えてきた。主軸である個別指導では、ボリュームゾーンを中心に生消費税ＵＰ前夜、全国の塾では、白熱した入試シーズンと並行して、税率ＵＰに伴う事務的な作業に忙しいと思われる。そうした中でも、生徒募集は例年通り粛々と行われている。全国主要塾の新年度戦略を探ってみた。H塾『心からこの塾で良かったと思われたい』J塾『良い先生で良い生徒を良い教材で教えるという自助努力が大事』全国主要塾の新年度戦略を探る（その三）したい。ただし、成績向上が本当にできるのか、心の底からこの塾で良かっと励ましができるようにしたい。また非受験学年にも次年度に向けて具体的な話ができる時期で徒獲得して学力向上を図って指導してきたが、大学受験まで手掛ける場合、学力上位層が増えないと大学合格実績も伸びない。自助努力としては良い先生で良い生徒を良い教材で教えることが大事。アウトソーシングで質の高いツールを導入する場合が多いのだが、どことアライアンスを組むかが最大の課題だと思う。塾の現場では、各校舎の職員一丸となって地べ私は学生時代から始めた学習塾を、昭和三八年に東京都文京区に移した。幼児教育の教室をスタートさせる親しい友人の堀井氏と共同でビルの一室を借りてのスタートだった。学生時代には、川崎市で家庭教師のつもりが成り行きで学習塾になってしまったのだが、しっかりとした内容の塾を目指すのなら、東京都の文京区と考えたのだ。地下鉄丸ノ内線・茗荷谷駅前の教育ビルの二階で、結局ここには平成七年まで三二年間もいた。初めはビルの一室だったが、三年目位から徐々に学習塾が再び増え出したのは昭和四七年頃からだった。東京都の小尾乕雄教育長の学校群制度の導入（小尾通達）は、都立高校での進学指導の中止を言い渡し、過熱する受験戦争を緩和し、学校間格差をなくす目的であった。軌道に乗り始めた。やがて幼児教室の経営者が病に倒れて手を引き、昭和五〇年代になると進学教室としてビルの二階の六室だけでなく四階と、更に近くの新茗渓ビルにも三〇人入る教室を三教室使用するようになった。この本部校は生徒数が五五〇名から六〇〇名、他の一〇教室前後を合わせて一六〇〇名から二〇〇〇名程度の生徒数になり、専任職員二〇名に講師三五人程度の規模に成長した。教えることが楽しく、教材や指導方法を工夫することに毎日夢中になった日々を送った。妻の桂子と結婚したのは昭和四四年、知人の紹介での見合い結婚だった。翌年には長男も誕生し、生徒の教育に対する責任感や、多くの講師や家族を抱えてずっしりと重い責任感に身の引き締まる思いを持つようになった。戦後の学習塾の揺籃期② ＡＪＣ全国学習塾協同組合理事長森貞孝（もり・さだたか）SpecialColumnI塾『三つのガマンが大事』森貞孝氏■昭和三〇?四〇年代は塾の発展期■学校群制度の波紋しかし学校群制度が導入されて、希望の都立高校へ進学できない生徒達は、私立高校に流れ始め、私立校も中高六年間一貫教育で、有名難関校への合格実績をあげ始めると、中学受験がブームになり始めた。私立校は、休止していた中学部を再開し始め、進学・受験を掲げた生徒募集をするところが多くなった。それにつれて、中学受験を目標とした進学塾も増え、合格実績をアピールして大型化して行った。学校群制度は、都立高校全体の学力沈下をもたらし、私立中学受験が過熱するとともに学習塾が急激に増加する要因の一つともなった。ったと思ってもらえるのか、内部的に徹底して検証した上で当社としての成長戦略を立てて具体化していきたい」もあるので心がけたいと思う。生徒の意欲喚起のためにはまず自分たちが身の丈に合った経営を心がける必要がある。今年度は三つのガマンということで心がけたい。まず消費税アップで人が集まらないと予想されるけどガマン。次に、ＸＰのＰＣだらけで入替に数百万円かかるけどこれもガマン。最後は社員の退職が入社を上回って想定外だったがこれもガマンガマン。人口減少が止まらない。まさに余命は八十年……」たを這うような血みどろの闘いを繰り広げている。一度導入したツールは、下駄の雪のように容易に剥がすことのできない、切っても切れない間柄だ。我々はとても弱い立場のままで闘っているわけである。配慮の乏しい市場戦略は現場に余計な混乱を招くこともあり、控えなければならないと思う。同じ塾業界で働く人間として、今後も塾に通ってくる生徒とその親たちに真剣に向き合って指導していきたいのだ」2014「東大」高校別合格者ランキング順位2014年2013年2012年1 158 開成↓（－12） 170 開成202 開成2 104 筑波大附駒場105 灘98 灘3 103 灘103 筑波大附駒場86 麻布4 81 麻布82 麻布80 筑波大附駒場5 75 駒場東邦↑（＋16） 68 東京学芸大付69 駒場東邦6 71 聖光学院↑（＋9） 66 桜蔭69 栄光学園7 68 桜蔭62 聖光学院65 聖光学院8 67 栄光学園↑（＋12） 61 渋谷幕張58 桜蔭9 56 東京学芸大付↓（－12） 59 駒場東邦55 学芸大附10 48 渋谷幕張↓（－13） 52 栄光学園49 渋谷幕張11 41 ラ・サール46 県立浦和48 海城12 40 海城40 ラ・サール42 東大寺学園13 38 久留米大附設↑（＋14） 40 海城41 巣鴨14 37 日比谷↑（＋8） 38 筑波大附属40 県立浦和15 34 浅野↑（＋7） 37 女子学院35 久留米大附設　電話・FAX・メールなどにより、全国学習塾協同組合に問い合わせて、加入用紙を取り寄せ、必要事項を記入して送信ください。　問い合わせの際には必ず「塾新聞を見た」とお伝えください。2014年度年内は、加入特別キャンペーンとして「2015塾・予備校」を一冊進呈します。■問合先「AJC全国学習塾協同組合」AJC=ALL NIPPON JUKU COOPERATIVE〒171-0031 東京都豊島区目白3-14-19 3階電話：03（5996）6565　FAX：03（5996）3177e-mail：jimukyoku@ajc.or.jp　URL：http://www.ajc.or.jp■加入出資金一口：二万円（全員共通、脱会に際しては定款に基づき返還）■賦課金一ヶ月：二〇〇〇円（年二回の分割納入）AJC全国学習塾協同組合　加入申込みのご案内