ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
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リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
Ⅰ-106■準備作業設計図書に基づいて目視、またはスケール等を用いて点検、確認をする。①吊ボルト、野縁受、野縁が所定の感覚で組まれている事を確認する。②野縁の種類(シングル、ダブル)が適切に組まれているか確認する。③天井ふところが1500mm 以上や、段違い天井部がある場合は、補強用振止めが所定の間隔で取付けられているか確認する。④開口部は、所定の方法で補強されているか確認する。⑤レベルの精度が適当か確認する。⑥溶接箇所が防錆処理されているか確認する。⑦関連工事が完了しているか確認する。①材料規格、種類、数量が納品書と合致するか確認する。②そりぐせ、エッジ形状を確認する。③クレーンによる荷上げの際は、布製平型バンドを使用し、角あて材を併用して材料の損傷を防ぐ。④屋内で水のかからない場所にパレット、りん木等を用いて平積みし、波打ち、そりが出ないようにする。⑤漏水、浸入水の恐れのある時は、あらかじめシートで養生する。※接着材、その他の材料も同様。⑥化粧せっこうボード及び岩綿化粧吸音板の場合は、製造ロット番号を確認し、同一ロット番号の製品を受け入れる。※ロット番号が異なると色違いた柄くずれが生じることがある。■本作業(1)張付け①(せっこうボード、強化せっこうボード、シージングせっこうボード)①せっこうボードは、天井面の中心から壁面に向かって張付ける。②ダブル野縁がせっこうボードの継目に当たるように割付る。※断熱、遮音効果を与えるために、グラスウールを天井裏に敷き詰めることがある。1)加工、切断せっこうボードを切断した場合は、切断面をヤスリ掛けし、平滑に仕上げる。突付けとなるせっこうボードの断面はヤスリで軽く糸面を取って、突付の際の表面の紙の盛り上がりを防ぐ。(面取り加工をする時もある)1.下地取付け状態の確認2.材料の受入れ・保管3.せっこうボード張付け