ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
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リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
Ⅰ-1644-2-8 床仕上げ(1)フローリングの基礎知識1)フローリングの種類■フローリングの種類フローリング単層フローリングフローリングボード根太張用直張用フローリングブロック直張用モザイクパーケット直張用複合フローリング1種フローリング根太張用直張用2種フローリング根太張用直張用3種フローリング根太張用直張用2)木材の特性①吸湿して、膨張し排湿して収縮する。②自然乾燥材と人工乾燥材がある。3)下地①コンクリート下地、モルタル下地、及び木造下地がある。②1階土間のコンクリートは、ビニールシート等で防水した上に施工する。③下地は、含水率が15%以下となるまで十分に乾燥させる。※含水率15%以下となるには下地施工後、1階土間では3週間以上、2階以上は2週間程、デッキプレートの場合は4~5週間の養生が必要である。④接着不良の原因となるレイタンスの発生を防ぐため、コンクリート、又はモルタルにはフライアッシュ等の増量剤、塩化カルシウム等の凍結防止剤を混ぜてはならない。⑤コンクリート下地は、床コンクリートこて仕上げ、または不陸調整材仕上げとする。⑥モルタル下地は、塗厚30mm 以上とする。モルタルは、混和剤を使用しないセメント1:砂2.5 の固練りとし、水引き具合を見計らい、定規通しよく金ごてで十分おさえ表面をかたく仕上げる。⑦素地床板(下張り)として使用する材料は次のとおりとし、指定による。・合板:普通合板、又はコンクリート型わく用合板で日本農林規格の合格品。・パーティクルボード:JIS A 5908-1977 ・Mタイプ、またはPタイプ。・製材板:片面削り、合じゃくりとし、含水率15%以下のもの。⑧素地床板の厚さは木製根太の場合は12mm 以上、鋼製根太の場合は15mm 以上とする。ただし、根太間隔は303mm 以下とする。