ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅰ-166⑤木質フローリング(合板)接着剤はホルムアルデヒド発散の規制対象である。⑥表面は天然木化粧単板・印刷による特殊加工してあり、さねはぎ加工した複合材である。(2)床仕上げ工事の専門技能1)複合フローリング張り■準備作業複合フローリング材(緩衝材・裏打材のあるもの)を既存の床の上に接着施工する場合。※木造下地で根太上に直接張り付ける根太張り床、単層フローリング及び複合1 種フローリングの施工方法は省略する。①木質系下地は、目違い、段差を修正し、釘頭は表面より沈める。②コンクリート下地、はケレン掛けして手洗いし、付着物を取る。①基準線を出すために施工場所の寸法を計る。②長方形の部分及び、床下等は長手方向に木目を揃える。※4.5 帖や8帖など正方形に近い部屋は出入口や窓などを参考にする。基本的には現場責任者や施主の意見を聞くこと。③張り出し方向が決定したら施工場所の幅方向寸法を計り、中心を出す(仮墨線)。④この仮墨線から壁面の方へ、フローリング幅の倍数で壁面から40~50cm の位置に2度目の仮墨線を出す。⑤2度目の仮墨線にフローリングの現物を合わせて置き、壁面より別のフローリングを当てて重なる位置を確認する。※切り落す部分と合板の継ぎ目部分が大きいほど良い。⑥壁側や出入口部分に30mm 以下の細い切り込みが入るようなら、墨線からでなく、墨線またぎを基準線とする。(墨線をフローリングの中心とすること。)※フローリング中心から1/2 だけずらせて置き、重なり部分の位置を確かめること。1.施工方法2.下地調整3.基準線