ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅰ-179(2)幅方向の切断・スクライバー①スクライバーにより壁面(幅方向)のけがき壁面に小さな凹凸がある場合や不規則な曲がりがある壁面などに使い、10~800mm 幅まで可能。※肩幅位500~600mm 幅のものが狂いは少ない。スクライバーは500~600mm まで幅設定を出来る。手作りなら1m位まで可能である。②幅定規同様壁面と平行になるように、後にさがりながら引く。③両手で腕を伸ばして左右均一に体の方に引き寄せる。※木片を利用するか、レセス・スクライバーの針を逆につけて使う。手の中にしっかり握り込み、ぶれないように力を抜いて引き寄せる。④幅方向が壁面にきっちり納まった事を確認する。※全長の1/2 程度を裏返して接着剤を塗布する。壁面より少しずらして(部屋の中心部へ向かって)ゆっくりと裏返す。⑤両サイド1~1.5m残して接着してある事を確認する。(3)丈方向(長手)の寸法決め①任意の場所に(壁面と下地)AとBを付ける。※この時点で天、地(長手方向)1~1.5mを残して長手方向折返し方法で接着剤を入れる。②幅定規、またはスクライバーの巾分だけA、B よりA’、B’の印をシートに付ける。(シートの端末方向に向かって)※この場合壁面よりわずかに内側(部屋の中心)に向かってシートを裏返す。③シートを移動して図のようにフクレを作る。(スライド線に添って。シートを巻いている紙管を利用すると良い。)※これはシートを元に戻す時に狂わない方法である。④AとA’、BとB’のライン(印)を合わせる。図は逆になっているが1~2mm 程度左側(シートの中心部)にずらすと良い。※接着剤はオープンタイムをとること。中央部分を接着A‘B‘AB