ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
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リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
Ⅰ-182(2)溶液①シートの合わせ目(目地部)に沿ってU、またはV 形の溝を切る。深さはシートの2/3 程度まで。※溶接は床シートの継ぎ目から水分やゴミの浸入を防ぐと共にシート自体の収縮による継ぎ目の開きを防ぐ。※この作業を怠ると以下のようになるので注意。・シートを2mm 程度あけて接着する。・この空間部分に接着棒を溶かして入れる。・床面との間に空間が出来て、シートの断面には接着しないのでシートの表面部分にのみ溶着する。・表面を平らに削り取る。歩行により下の空間部に落ちて窪みとなり、溶着部分が切れる。②熱風により溶接棒とシートを熱して、溶接棒の上部が軽くつぶれる程度の加圧を加える。③シートの両サイドの表面に光沢が出来る寸前のスピードで溶着する。※溶接部両サイドの表面に光沢が出ると、シートが焦げる寸前の現象である。夏、冬と気温により差があるので必ず端材で確かめること。④溶接後まだ温かい時点で1 度目の薄切り(余盛り削り)をする。※皮タチ包丁等の刃先両側に接着テープを2枚重ねにして中央部で余盛りカットする。■悪い例