ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
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リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
Ⅰ-186■準備作業4-2-8 床仕上げ5)ビニルシート張りの項と同様に行うこと。■本作業床タイルの割付け図または指示されたデザインに従い、壁際、出入口、柱回りのおさまりを検討し、壁際、出入ロには、1/2 以下の床タイルが入らないように張出し墨を調整して設定する。接着剤は、所定のくし目ごてを用いて下地上へ均一に塗布し、接着剤製造所指定のオープンタイムを取ってから張り始める。オープンタイムを取らずに床タイルの張付けを行うと、床タイル目地からの接着剤がはみ出し、床タイルの突き上げ、膨れなどの不具合が発生する。逆にオープンタイムを取り過ぎると、接着不良の原因となるため、一回に塗布する面接は、張付け可能時関内に張り終える面積とする。エポキシ樹脂系接着剤は、主剤と硬化剤の2 液を混合して使用するが、混合比を正しく守り、混合用の別容器で均一になるまで十分に撹拌してから塗布作業に移ること。下地上で直接混合した場合や撹拌が不十分な場合、床タイルの接着不良や変色が起きる可能性が高い。また、5℃以下の低温下では、硬化反応が進まないので、ジェットヒーターなどを用いて採暖し、室温を上げてから施工する。※10℃以下になると床タイルが硬くなり下地へのなじみが悪くなる。また、接着剤も硬化が遅れ接着強さが発現しにくくなるので、冬期施工の場合は、エポキシ樹脂系接着剤に限らず、室温を10℃以上に保つよう心掛ける必要がある。(1)床タイルの張付け張出し墨から張り始め、目通りよく、目違い・目地違いのないようにハンドローラーなどで圧着しながら張り広げる。接着剤の圧着可能時間内に45kg ローラーなどで十分に再圧着する。壁際などをおさめるときは、切り口が裏を盗むようにアンダーカット気味になるようにして隙間なく切り込む。冬期低温時、床タイルが硬くなり下地になじみにくくなっている場合は、ドライヤーなどで軽く温めながら圧着する。このとき、床タイルの種類によっては、トーチランプなど直火1.下地確認2.材料確認3.材料保管4.床タイルの割付け5.接着剤塗布6.床タイルの張付け、タイルカーペットの張付け