ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
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リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
Ⅰ-191(1)入隅部分、出入口部分入隅部分や出入口部分から張り始めるのが基本である。①入隅部分や出入口部分から順に張り付けていき、前の巾木に順次突きつけて床の不陸(小さい物)になじませながら、張付けていく。※巾木と床面にわずかな隙間が出来るようであればドライヤー等で温め下地になじませて圧着する。②下部にアールの突いた巾木には、形を合わせてアール部分を相カットして突き付ける。※圧着は手で軽く押しつけて、ローラーで圧着する。方向は前の巾木と突きつけた方に圧着する。入隅部分は曲げて張らない。必ずカットして突き付けて張る。■ローラーの掛けの方向(入隅部分の張り始め)(2)出隅部分1)裏面Vカット①出隅部分にあたる巾木の裏面に印を付け、スコヤや定規を使って、厚さ1mm 程度U、またはVカットする。※0.5mm~1mm 厚で、二列平行に裏面をカットする場合もある。②ドライヤー等で温めて形を整えながら圧着する。※出隅以外の部分は巾木糊を使い張付ける。2)ゴム系接着剤使用①出隅に当たる部分の巾木裏面に100mm 幅程度接着剤を塗布する。※ゴム系溶剤形の接着剤は少量にすること。・溶剤によっては、可塑剤の移行により接着力が無くなるため、巾木の形が出来る程度とし、多量には使用しない。・全面使用すると5~6年で剥がれる。②壁面の出隅下地に、角よりそれぞれ巾木の高さ分50~60mm 接着剤を塗る。5.張付け