ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅰ-200(2)対策例適当なものに替えてもらうか、あるいは管理者の指示を受けその旨を断って施工する。(1)理由片引きの場合、開いて壁と面する側に湿気がこもりやすく建具がその方向に反って壁や方立て当たりやすい。引込戸の場合、建具どうしが反対向きに少しでも反ると、互いに擦れて動き難くなる。(2)対策例方立てと建具、あるいは建具どうしのチリを4mm 以上確保してもらう。■ドア共通(1)理由ドア枠はドアを取付けるとヒンジの木ネジの引抜に対して十分な強度が必要である。また、しっかりと固定されていないと、ドア枠がたわんで建付けが狂ったり左右枠がドアの方にせり出して開閉に支障をきたす。(1)理由ドアで隔てられた空間の温湿度の差で木製のドアが2~3mm 反ることはほとんど避けられない。適正なチリが保たれていないと開閉や施錠に支障をきたすことがある。(1)理由ドアと床材のすき間は、換気の目的でアンダーカットする場合を除いてドア厚の1/2 程度が限度である。ドアの開閉動線の扇形内の不陸がこれを上回る場合はドアの開閉に支障をきたす。13.片引き、あるいは複数の建具をパラレルに引込む場合、建具どうし、あるいは建具と壁、方立てのチリは適当か14.取付け枠(ドア枠)の強度は十分か、また、しっかりと固定されているか15.ドア厚に対してドア枠のチリは適当か16.下枠のない場合、床の不陸は許容の範囲内か