ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
- ページ
- 211/286
このページは リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト の電子ブックに掲載されている211ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト の電子ブックに掲載されている211ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
Ⅰ-206(2)保温(グラスウール)の専門技能■準備作業断熱施工においては次の事項に配慮することが大切である。①断熱材は、すき間なく施工する。②断熱材は、室内側に密着させる。③防湿材は、室内側にすき間なく施工する。■本作業断熱材と柱や野縁、根太などとの間や、断熱材と断熱材の突き付け部、あるいは断熱材と天井や床の断熱材との取合部などは、熱が逃げないようにできるだけすき間ができないように注意して施工する。①断熱材は、すき間なく施工する。壁内の断熱材は、胴縁や室内側の壁下地材に、天井の断熱材は天井材に、床の断熱材は床下地材に密着させるように施工する。断熱材と下地材の間に大きな空間があると、内部の空気が対流を起こし熱が逃げやすい。間仕切り壁の上部は通気止めを行い半密閉構造とする。半密閉構造とは、防湿層を取り除いた裸のグラスウールを詰めて、壁内に流入した湿気は逃がし、熱は逃げないようにする工法である。■半密閉工法(裸のグラスウールを詰める)1.断熱施工のポイント2.断熱材は、すき間なく施工する3.断熱材は、室内側に密着させる