ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅰ-2174-3-1 電気①電気配線(施工上のチェックポイント)区分№ チェック項目理由対策例配線・器具材料1 配線器具・材料は、指定のマーク表示のあるものを使用する電気用品取締法による指定マーク:甲種電気用品:乙種電気用品2 工事資格工事は電気工事士資格者が行う。(電気事業法、電気工事士法による)3 JIS C 3342 600Vビニルシースケーブル1.6φ、または2.0φを使用する規格外電線を使用すると発熱・断線の可能性がある。1.6φの安全許容電流18A まで2.0φの安全許容電流22A まで内線規定による設置場所4 直接水のかかる場所、火に近い場所には取り付けない被覆が熱で損傷を受け、漏電の危険性がある。水、熱の掛かる場所は避けて通す。5 床面からの標準高さスイッチ:110~120cmコンセント:10~25cm結線方法6 即束端子を使用すること差込みが不十分な場合、発熱する恐れがある。ゲージに合わせて電線被覆を剥ぎ、電線穴に確実に強く押し込む。7 コードやより線ははんだ付け結束はしないこと長期間使用中にはんだの表面が酸化して、接触不良となり、発熱する恐れがあるしめ金具(JIS C 2804及びC 2805)を使用する。制御回路との隔離8 リモコンスイッチ用等の弱電流信号線と電力線の平行配線は避ける。ただし、分電盤内は30cm 以内でもよい。電力線からの誘導電圧により器具が破損したり、誤動作の原因になる恐れがある。避けられない場合は30cm 以上離すか、別途第3種設置工事を施した金属電線管内を配線する。ア??ス線9 洗濯機・電子レンジ・電動工具などの電気機器やスイッチボックスなどはコンセント部分にアース線をとる感電防止のため。接地工事を行い、アースターミナルをとること。漏電遮断器を接地することが望ましい。