ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅰ-220区分№ チェック項目理由対策例施工図の作成3 排水の配管チェックとの勾配のチェックキッチンの配水管は概ね40mmφのものが用いられる。排水管の勾配は最小1/50 は必要であるから、床下の横引き寸法を延長することは困難である。既存の排水管の立上がり部分を変更する場合は、90~120mmHの巾木寸法以内で、排水勾配が確保され既存の排水管に接続できる範囲とする。4 電気配線とスイッチコンセントの箇所数と位置のチェックキッチンは作業スペースであるから、シンクや調理機器上部の手元灯及びキッチンにビルトインされる電気器具の他に、ガス器具のターンテーブルやコンベクションのファンを回すためのスイッチやコンセントが必要である。電気の調理機器では200Vの電源が必要なものもある。また、炊飯器、トースター、コーヒーメーカー、ジューサー、ミキサーの他テレビやラジオ等のサービスコンセントが必要である。極めて一般的キッチンでは冷蔵庫、ユーティリティキッチンで、洗濯機や乾燥機、アイロン台等が用いられる。調理機器のカタログを取り寄せ、事前に必要な電源を調べておく。施工図の作成5 仕上げ材の決定とデティールの検討壁の垂直及び面の均一性あるいはコーナー部の直角の制度が保たれていない場合、厨房器具と壁面の取合いが悪く仕上材の厚さが無ければ施工が極めて困難となる。モルタルの付けおくり等の方法で壁面の制度を修正すると、壁内法寸法が詰まってキャビネットが納まらなくなる恐れがある。事前に打ち合わせ、処理方法を検討し、承認を受けておく。6 厨房機器の取付位置と窓枠、出入口枠の取合いと調整寸法のチェックシンクと窓の位置、ワークトップと窓下の立上り寸法及び吊り戸棚、フードボックスと窓の位置は重要な関係がある。