ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅰ-228区分№ チェック項目理由対策例現場確認6 活用する既存の下地材に腐食や変形はないか新しい仕上げに影響し不具合が生じる。腐食の程度を調べ、誤差を測定し、修正や取替を行う。7 既存に重ね仕上げをする場合、浮き、剥離、変形はないか新しい仕上げに浮き、剥離などの不具合が生じる。触診、打診などで調べ、シーラー処理、樹脂注入、針打などの処理をする。8 活用する既設の配管や配線に損傷、老朽化などの異常はないか、また、接続は可能か仕上げ後に故障を起こし、大きなクレームになることがある。仕上げ、表装をする前に確認し、異常があれば設備担当者や監理者と相談して対処する。9 活用する換気ダクトに損傷、老朽化等の異常はないか、また、接続は可能か仕上げ後に支障をきたしたり、クレームになることがある。また、施工時に取替えが発生したり、接続に手間取ることがある。異常があれば取替等を事前に検討し対処する。10 換気設備の排気ダクトの勾配は適切かダクト内に結露をしやすいため。先下がり勾配にダクト施工する。11 活用する窓枠の位置、寸法新しい壁との取合いに不具合が生じることがある。新しい壁面に合わせた取替えが必要となるので事前に監理者と打合せのうえ対処する。12 共用竪管及び接続部に異常はないか腐食していると接続できないか、できても漏水の恐れがある。監理者と打合せの上、管理組合に報告し、協議する。施工と完了検査13 防水工事の材料、工法は良いか防水の不備から漏水は重大なクレームとなり他階の居住者に迷惑をかけ、再施工並びに補修に多額の費用が掛かる。荷受け時、施工時に材料、工法の確認をし、さらに水張り検査をし、漏水の有無をチェックする。14 浴室洗い場の排水勾配は十分取れているか排水勾配が不十分な場合、水はけが悪くなりクレームとなる。排水勾配を具体的な寸法で指定する。