ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅰ-230区分№ チェック項目理由対策例施工と完了検査26 ドア一、窓回りのシール処理がしてあるかロドアーの建付けは良いか漏水を起こし下地の腐食その他の原因となる。目視によりシール切れの確認をする。27 ドアーの建付けは良いか建付けが悪いと音鳴りがしたり、丁番その他の耐久性が低下する。調整28 壁、床、天井、機器類に傷、汚れはないか美観を損ねクレームとなりやすい。検査前までは養生をし、不具合があれば速やかに補修、取替え等の処置をする。施工図の作成1 排水管位置、スペースと勾配のチェックトイレの排水管は主に、75mmφ、洗面化粧台や洗濯機防水パンの排水管は32~40mmφが使用され、排水勾配は1/50 程度であり、パイプシャフトまでの距離によってはスペースが不足して勾配が取れない場合がある。排水勾配が確保できない場合は床の高さを上げて勾配を取るが、高さの変更が発生するので設計者との打合せをし、指示を仰ぐ。施工と完了検査2 排水管の排水勾配は十分取れているか排水勾配が不十分な場合、汚水の流れが悪くなりクレームとなる。排水勾配を具体的な寸法で指定する。3 床上げ高さは図面どおりか便器が壁排水の場合、床上げ高さを間違うと、共用排水管接続位置と便器の排水芯が合わなくなる。施工図に基づく床上げ高さの指示並びに床下地完了時での確認。4 トイレ用アクセサリー類の下地位置寸法は図面どおりか器具取付時に適切な固定が困難となる場合があり、特に手摺に関して人身事故の原因となり得る。施工図による明確な指示及び表装前のチェック。5 手洗いの水栓金具の吐水量は不足していないか配管内ゴミ、配管の切りこが残留していることがある。器具付属のストレーナーを掃除するか、ひどい場合は器具を外して吐水させる。6 便器、ロータンク、アクセサリ一類の取付状態は良いか不完全な取付けはガタツキ、脱落の原因となる。適度な力を加えて確認し増締めをする。