ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅱ-31-2 主要部位の概要1-2-1 専有部分と共用部分の確認マンションには、土地や建物などが自分のものである「専有部分」と、区分所有者全体のものである「共用部分」がある。①専有部分住戸内の内装、玄関ドアの内側塗装と鍵部分、一部の配線などを指す。区分所有者の負担・責任で修繕できる範囲を表す。ただし、マンションによっては、専有部分であっても、修繕・リフォーム等の規約上の制約があるため、管理会社に事前に確認しておく必要がある。②共用部分専有部分に含まれない外壁、躯体、パイプシャフト、縦配管、バルコニー、サッシ、ポーチなどのマンション建物部分で、区分所有者全体のものを指し、修繕・リフォーム等を個人的に行うことはできない。③専用使用権を与えられた共用部分区分所有者が使用できる箇所を指す。バルコニー、アルコーブ、ポーチ、窓枠、窓ガラス、警報装置などがあり、修繕については特定の区分所有者に預けられている。工事等は管理会社の許可なく改善や撤去を行うことはできない。