ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅰ-31(5)尺度実物に対する図の大きさの割合のことを尺度という。実物と同じ大きさの場合を「現寸」、実物より小さくすることを「縮尺」、大きくすることを「倍尺」という。(例)尺度の表示1/1001:100(6)寸法等の表示1)寸法表示寸法線を表示するときは、図から寸法補助線を引き出し、これと直角に引いた寸法線に沿って、数字を図面の下、または図面の向かって左から読めるように、横書きするのが原則である。2)直径と半径円又は円形断面の「直径」を示すときには記号〔φ〕、「半径」は記号〔R〕を一般に用いる。φやR は、寸法数字の右肩に書く。3)厚さの表示板などの材料の「厚さ」を表すには、厚さを示す数字の前に〔t〕又は〔厚〕と記入する。このほか〔ア〕、〔○ア〕なども一般に用いられる。4)等間隔寸法連続する「等間隔寸法」は〔@〕を用い、例えば、@360 とか、450@のように表示する。(7)こう配屋根、床、斜路などのこう配は、すべて正接で表し、こう配の3字の後に分子を1とした分数を書いて表示する。(例)こう配1/10、こう配1/200ただし、こう配屋根の場合は、10 を分母として表示することができる。(例)こう配4/10、こう配2.5/10(8)位置の表示建築の図面では、形状や大きさ、角度の表示のほかに位置を示す表示が必要である。一般に用いられている方法は、縦方向と横方向に、各階共通の位置を示す基準線を定めて、それぞれ①②③④-、○A ○B ○C ○D -などの番号をつけて表示する。この基準線を「通り心」と言い、墨出しの基準となる。1 01