ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
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リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
Ⅰ-353-2 建築構造建築構造は、大きく分けて以下の5種類に分類できる。①木造②鉄骨造③鉄筋コンクリート造④鉄骨鉄筋コンクリート造⑤補強コンクリートブロック造3-2-1 木造(1)木造の特徴1)種類①「木造」は、木材でもって組み立てた骨組を建築物の主体とする構造の総称である。「木構造」または「W造」ともいう。②工法には、在来工法の「在来軸組工法」、北米の木造住宅工法として発達した「枠組壁工法」、木質系のプレハブ工法として開発された「パネル式プレハブ工法」などがある。③構造は、在来軸組工法は「軸」(線)で、枠組壁工法は「版」(面)で構成される。2)特徴他の構造に比べ、①軽量である②加工や補修が容易③工期が短いなどの長所と④火災に弱い⑤腐朽しやすく、耐久性に劣る⑥大規模の建築に適さないなどの欠点がある。(2)在来軸組工法1)特徴①木材の骨組を「継手」や「仕口」加工し、1 材ごと建て込み、仕口をはめ合わせたり落し込み、釘・ボルト・カスガイや短冊金物などの補強金物を併用する。②「架構式構法」に属し、骨組は軸組・床組・小屋組の3部で構成される。和風構造、洋風構造と社寺建築に用いられる構造法がある。