ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
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リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
Ⅰ-58かね勾配底辺の長さと等しく垂直に立ち上げた時に、斜辺の勾配を「かね勾配」といい、角度は45°となる。3-5-3 墨の種類墨の種類を以下の表に示す。項目内容地墨建築工事を進めていくために、捨てコンクリート、基礎上面、建築物の床面などに打つ線を「地墨」と言う。柱・壁の中心線及び窓・開口部などや仕上げの限界線を示すのに用いる。立墨・陸墨鉛直方向の線を壁面に示した墨を「立墨」といい、中心線、仕上げ線の逃げ墨として用いる。壁面などに打った水平線を「陸墨」と言い、床・開口部の位置、天井の高さなどを決める基準として用いる。「水墨」ともいう。陸とは水平のことである。心墨部材の中心線を示す墨を「心墨」と言う。建築の平面において各階共通の位置を示す基準線となる心墨を「通り心」と言う。柱・壁などの中心線や出入口心を決定する重要な墨で、「親墨」とも呼ばれている。逃げ墨障害物などによって、仕上げ面に直接墨出しができない時などに、正規の基準線より一定の距離を置いて引く墨を「逃げ墨」又は「返り墨」と言う。通り心の場合には、「逃げ心」又は「返り心」と言い、基準通り心からの距離を表示す。