ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

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概要

リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト

Ⅰ-68(1)開口補強①開口補強材及び取付金物65 型、75 型で補強材が4mを越える時は同材の補強材を2本抱き合わせ、端部を止め@600 に溶接し箱型として使用する。②開口寸法を再度確認する。(念には念を入れて)サッシ及び木枠のビス止めの時には取付金物の形状、板厚を含める。※間違えると大変なことになる。特に木既製品の時加工に注意する。(欠陥商品になる)③開口補強立枠材は原則としてスラブ下まで取り付ける。④開口部は単体として作成し取付金物を用いてビス、溶接等で固定する。(立面軸組参考)⑤窓枠の巾の大きな開口部は水平材の中間に補助材(スタッド)を入れてレベルを見て溶接で止める。(2)袖壁の補強①袖壁の端部の補強は開口部縦枠材の取り付けと同等とする。(3)その他①溶接した箇所はスラグ、スパッタを除去した後にさび止め塗料JIS K 5629(鉛酸カルシウムさび止めペイント)を塗り付ける。②壁下地材補強が直接ダクトに接触して振動が伝わらないよう注意して施工する。③機械室直下等繰り返し振動を受ける場所はダブルナット、溶接によるゆるみ止め防止を行う。④寒冷地使用の結露防止対策として取られる断熱材吹付等の前工事があった場合の壁補強はリベット、ねじ留め等による無溶接工法で行う。⑤鋼製下地の取付けに先立って防水層などの施工が行われている場合はランナーの固定時に防水層に損傷を与えないように注意する。■補強枠取付詳細9.開口補強2