ブックタイトルリフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
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リフォーム・メンテナンス 技能者育成テキスト
Ⅰ-4第2章リフォームと建築一般の基礎知識2-1 マンションリフォームの概要2-1-1 マンションの定義マンションとは、英語で大邸宅という意味で、日本では昭和30 年代半ばに分譲集合住宅のネーミングとして使われはじめ、現在では一般的に使用されている。法律的には、平成12 年の「マンションの管理適正化の推進に関する法律」制定により次のように定義された。●専有部分と供用部分についてマンションは、各区分所有者が単独で使用、収益、処分することができる専有部分と、各区分所有者の共有に属し管理していく共有部分とに分けられる。○専有部分:区分所有権の目的となる建物の部分で、マンションの専有部分は区分所有者の単独所有である。○共用部分:専有部分以外の建物の部分、マンションの複数の住戸の専有部分に通じる廊下、階段などの共用部分は区分所有者全員の共有である。■マンションの所有区分等の例所有区分専有共有管理区分個別管理(各所有者) 共有管理(管理組合)使用区分専有使用共用使用対象部分占有の居住部分内装間仕切壁、床・壁・天井の内装、その他造作、設備機器等室内火災感知器、オートロックモニター、占有に属する配線・配管類など、全体システムの一部で専有部分にあっても個別の管理ができないものバルコニー、ベランダ、ルーフテラス、専用庭・タウンハウスのの屋上等の専用使用部分玄関ドア・窓枠・接続パイプ・浴室防水等の専有と供用の境界部分基礎・柱・梁・壁・屋根等の共有の主要構造部道路、階段、集会所、緑地、玄関ホール、エレベーター、廊下、受水槽等の共有・共用部分イ.二以上の区分所有者が存する建物で人の居住の用に供する専有部分のあるもの並びにその敷地及び付属施設。ロ.一団地内の土地又は付属施設が当該団地内にあるイに掲げる建物を含む数棟の建物の所有者の共有に属する場合における当該土地及び付属施設。(注)区分所有者とは、一棟の建物のうち、構造上区分され、独立して、住居、店舗などの用途の部分について成立する所有権(一区分所有権)を有する者。